底辺からの視線

中年親父目線で気づいたことを雑記的に書き殴るブログ

人間は知らないことは出来ないと勘違いをする

ちょっと頑張れば誰だって出来ることに苦手意識を持ち、逃げ回る人間が多い。逃げ回るだけならまだしも、出来る人間は生まれながらに才能があるなんて卑屈になり、妬み、嫉妬し、出来る人間と出来ない自分に壁を作る人間が多くてホトホト困ってしまいます。

実際の話、経験をしなかったら難易度なんて分からないハズなのに勝手にイメージを膨らまし、妄想し、やりもしないで苦手だなんて騒いで、やらない人、やれない人が集まって傷の舐め合い、慰め合っていること多く、残念なんだけど、そんな人たちが数の暴力で多数派意見になっています。

特に30代後半から50代のいわゆる「おじさん」にその傾向が強く、働く世代の中心的な年代なので、会社組織や日本経済が上昇できずに低迷している原因になんです。そんな卑屈で消極的な考えが多くの貧困や格差の拡大になっているのに気づかず、ゆっくりと衰退をし、自分の首を絞めているのが現実です。

「出来ないからやらない」という考え方では技術も発展しないし、文化や生活も良くはなりません。そのことにすら気づかず、牧歌的に暮らし「悪いのは社会のせいだ」とか「自分は悪くない」なんて責任を他に転嫁し、自分は何もしてないくせに「誰かがやってくれるだろう」なんて他人任せで、文句や言い訳をツラツラと並べ、出来ないことは難しいとか、嫌いだと決めつけている人間が多いのです。

知らなかったことを知る楽しさや出来るようになる喜びを放棄することは進化を放棄しているのと同義です。人生において、新しいこと、知らないことの方が多く、知っていること、経験したことがあることだけで生きていくことは進化、成長を諦めたということ。

この世には知らないことが沢山あるから楽しいのであって、知っていること、経験したことだけであったら楽しくないのです。何をするにも始めは誰でも未経験で、やりたくないと戸惑い、尻込みするのですが、そこで「よっしゃっ、やったるでぇ」という人だけが新しい経験を積み、成長出来るのです。知らないことは出来ないことだと思って尻込みをし、チャレンジしない人は成長も何もありません。知らないことでも勇敢に立ち向かいチャレンジした人間は、経験値を積み、さらなる高みに登っていくのです。経験をすることで知らないことが、知っていることになり出来ることが増えます。そうやって人間は成長をしていくのですが、知らないことは出来ないことだと勘違いをして、出来る人間は才能があるとか、自分と違うなんて嫉妬し、妬み、周りと結託して、足の引っ張りをして安心している人間が多いのに困ってしまいます。

出来る人間は才能がある訳ではなく、知らないことにもチャレンジした人間なのです。もし、少しでも「成長したい」「より良い暮らしを送りたい」と思うなら、知らないことにもチャレンジすることです。

知らないことから逃げ回っていても、生きていけます。ただ今の生活から抜け出すことは出来ません。今の生活に満足しているなら、経験を増やす必要はありません。出来ないからと卑屈になる必要はありません。だって、今の生活に満足しているんだから。

もし「出来ることを増やしたい」「今の生活を変えたい」と考えるなら、知らないことにも果敢にチャレンジし、経験を積むべきです。失敗しても良い経験なんです。ビビって行動をしないなら、現状の生活で満足する工夫をするべきです。

チャレンジもしないで、出来る人を嫉妬するのはカッコ悪すぎるのでやめた方が良いと思いますよ。