女子に好かれたい。嫌われたくないというのが男性としての願望で、女子から「キモい」とか「変態!」なんて呼ばれながらも女子と仲良く戯れあっている男を見ると羨ましくもあり、嫉妬してしまいます。
同じ言動や行動をしているのに許される男とそうじゃない男がいます。それは権力があるとかないとか、見目麗しい外見であるとかないとかそんなのは関係ありません。
明らかに自分より劣っている男が女子と仲良く戯れあっているからイライラしてしまう。
そんなことありませんか?
例えば、女の子を下の名前、亜美ちゃんとか、久美子さん、メグなんて馴れ馴れしく呼び、仕事もできないくせに女子と楽しそうにしている男。いますよね。
女子は「誠実で優しい男が好き」と言いながら不真面目で責任感もなく、自己中心的に好き勝ってに女子たちを振り回している男と仲良くして、誠実で女子のためと考える男には見向きもしない。
何故、テキトーで自己中心的な男が女子と仲良くなり、誠実で優しい男が嫌われるか解説します。あくまで僕の主観であって本当のところは分かりません。さらにいうと、多くの女子を味方につけられるけど、特定の女子と親密な深い関係には慣れません。
ただ、40年以上生きてきて、いつでもどこでも、女子の集団に入り込み、女子と仲良くしてもらえてるので、大きく間違ってはないと思います。
前置きはこの位にして、本論に入りたいと思います。
軽い男と重い男の違い
男女間、男同士に限らず、重い関係はお互いの負担になり、避けたくなるのが現代社会です。「あなたのためを思って」なんて重い関係は嫌われます。
特に、女子や子供、若者など社会的立場が弱い人間は、真剣な話を自分より立場が高い(と思う)人間としたくはありません。あなたも経験があると思いますが、自分より目上の人間に、自分の思いを伝えるのは至極難しく、言葉を選び、媚を売り、相手の機嫌を取りながら、神経をすり減らす必要があります。
例え、あなたが「自分はそんな立場ではない」と思っていても社会的弱者と呼ばれる人から見ると、誠実な人間は崇高考えの持ち主で、バカはことを言ったら常識を疑われると思ってしまうのです。
社会的、倫理的、道徳的に正しいことをしている人、つまり『常識人』に否定をされると凹む。自分に自信が持てない社会的弱者だからこそ、自分が間違っていると正面から否定をされるのを恐れています。
なので、誠実な人間との関係は、重く感じてしまい、苦手意識が生まれてしまいます。それは、相手があなたを認めているからであって悪いことではありません。ですが、女子からすると面倒くさい相手と認識されてしまいます。
反対にテキトーに見える人間はどうでしょう?
不真面目で自己中心的な人間を見て、あなたはどう思いますか。おそらく「そんなんじゃ社会の荒波を超えられない」とか「世の中を舐めている」と感じるハズです。女子も同じ印象を抱くとするとどうでしょうか。
この人間に話して否定されても、痛くも痒くもない。だって、クソみたいな人間だもん。と女子は思います。それは女子だけでなく、子供も若者も一緒で、あなたも同じですよね。
立場上は偉いけど、人間としてはクズだし、なんならタメ口で話しても全然OKと舐めた態度をとります。そもそもテキトーで自己中心的な男もタメ口だし、馴れ馴れしいので何を言っても否定はされない。というか、常識がない人間に否定されても痛くも痒くもないのです。
利害関係がなさそうな方が話しやすい
現代社会で生きていると人間関係に損得勘定、利害関係はないとは言い切れません。
自分より立場が上の人との付き合いで気を使い、媚びを売るのは嫌われたら損をすると考えるからで嫌われても損をしないと思う人間には気を使いませんよね。下手をすると高圧的な言動で上から押さえつけることもあるかもしれません。
社会の荒波を越えるためには「長いものには巻かれる」ことが必要で、権力者には媚を売り、自分の立場を守ろうと考えるのが普通で「出る杭にはなりたくない」と考えるのが、世の中の常識です。
そこには利害関係、損得勘定が働き、こんなことをすると社会的に抹殺されてしまうかもしれないという不安が働いているのです。なので、常識人との会話には細心の注意を払って嫌われないようにしなければならないと本能的に感じます。
ですが、テキトーで自己中心的な人間には嫌われても問題ありません。気を使う必要がないのです。
女子と仲良くなるのは『テキトーで自己中心的な人間』
今の日本のようにクソみたいな男尊女卑の考え方、年長者が偉いという考え方が浸透している世の中である場合、立場の低い(と思われている)人間と仲良くなるためには『テキトーで自己中心的な人間』である必要があります。
誠実で優しい人間が女子から嫌われる理由は、嫌われないように行う言動や行動が常識的で女子からすると『重い』と感じるから。そして、女子が誠実な人間に対して馴れ馴れしい態度を取り、嫌われると損をしてしまうと感じてしまうからなのです。
本人は女子と馴れ馴れしくしたいと考えていたとしても、誠実な態度の人間には、誠実な態度で接するのが人間としての常識であって、誠実な態度で接してくれる男に、女子が砕けた態度を取るのはハードルが高い。
反対にテキトーで自己中心的な人間は、女子からすると『クソみたいな人間』だからその場が楽しければ問題がなく、たとえ嫌われても人生で損をすることはないと思われています。なので、言いたいことをズバっと言えるし、何を言われても気にしないのです。
なので同じ発言、例えば「可愛いね」という発言でも、女子の受け取り方が違います。誠実な男からの「可愛い」は重く感じてしまい「キモい」と思われますが、いつもテキトーな男が「可愛いね」なんて言っても「はいはい。そうね、ありがとう」と軽くあしらうことができるので「キモい」とは思われません。
そこには、権力があるとか、見目麗しい外見があるとかは関係ありません。
男性社会の常識で決めた立場という足枷が女子との距離になっていて、常識人、誠実な人間が女子と仲良くできないと悩んでいるのが現実です。
テキトーで自己中心的に見える男が、女子と戯れあっているように感じるのは、女子から『クズ』だと思われても問題ないと考えているからで、反対に『クズ』だと思われた方が仲良くなれることを知っているからなのです。
女子との会話の極意については以下の投稿で解説しています。