底辺からの視線

中年親父目線で気づいたことを雑記的に書き殴るブログ

男女間の友情なんて綺麗事です。あるハズがない。

美しい男女間の友情なんてあるハズがありません。

どんなに理性が働く男女間にも生物としての本能、深層心理、生物として刻まれたDNAレベルでは『種の保存』という生命としての大きな目標があり、SEXがしたいという欲望は抑えることが出来ません。

例え、お互いに身体を求める関係じゃないと認識し、理性で押さえ込もうとしていても、オスとメスになる瞬間は訪れてしまいます。特に若いときは抑え込めないことが多く、溢れ出る性欲とのツラく苦しい戦いが待っています。

僕は今から約20年前に、ある娘(仮に『奈央』とします)と約2年間、恋人同士でもないのに毎週のように遊びに行っていて、いつも期待に胸と股間を膨らましながらも、身体を許して貰うことが出来ず、悶々とした生活を送っていました。

そんな娘との出会いは以下の投稿でご確認ください。

約20年前にある娘と会って今の自分がいる - 底辺からの視線

若い男性が若い女性と一緒にいて我慢できた理由は、ただただ嫌われたくなかったから。他の娘だったら、手を出しドロドロになり、お互いに面倒くさいことになっていたハズです。

男女間の友情は存在するのか

多くの場合、人間関係には利害関係があり、自分が得をしたい、自分のエゴを通したいと思うのが普通であって、無償の愛とか、男女間の友情なんて信じていませんでした。

ガキの頃から続いている腐れ縁の仲間、学生時代に濃ゆくて長い時間を共に過ごした友人のように損得関係なしに付き合える友達は貴重で、かけがえのない宝物。

だけど、社会に出てよってくる人間も、僕に近づくことでメリットが得られると考えるわけだし、離れていく人間は僕といることで得られるメリットがなくなった、もしくは一緒にいることで感じるデメリットがあると判断したのです。

だから「僕は来るもの拒まず、去るもの追わず」のスタンスを守り、深追いをせず浅い関係でも、その場が楽しければ問題ないと考える節があります。社会人になって誰かを信じ、深追いすることは自分のクビを締めることになりかねません。

親友だと思っていた人間に裏切られたり、信用していた部下に大金を持ち逃げされたり、セックスフレンド位の軽い関係を続ければ良かったのにドロドロの離婚劇に巻き込まれたり、全ては簡単に相手を信じているから起きる悲劇であって、自分の身は自分で守るというスタンスで生きていれば、不運や理不尽なことを避ける確率が上がるのです。

そして、男女間では利害関係に加えて、性欲という利害関係を超える面倒くさい問題があるのです。女性目線ではよく分からないけど、男性目線で話を進めると「可愛い」と思う女子を性の対象として見てしまうことが少なくありません。

つまり、男女間の友情を成立させるためには、利害関係、性欲という2つの大きな問題をクリアする必要があり、想像を絶する高い壁が存在するのです。

余程の精神力と忍耐力、生物としての本能を抑えてでも、大きなメリットがなければ男女間の友情は成立しないのです。

経験した男女間の友情

僕には、人生を変えてくれた女子がいて、その娘とは綺麗事である『男女間の友情』なのか、肉体関係がなかっただけで付き合っていたのか、いまだに理解できない関係を築いていました。

きっかけはお互いに裸を見られるより恥ずかしい、自分の本性を相手に見せるという羞恥プレイでした。

苦手な女子だけが「本当の僕」を認めてくれた。だから仲良くなった - 底辺からの視線

僕は社会人になって東京に残ることを決めたのですが、学生時代の友人は、ほとんど地元、もしくは地方への就職を行なってしまい、心を許せる仲間が近くにおらず、ひとりで社会の荒波を越えるため、自分の殻に篭り、会社では『会社に求められるキャラ』を演じていたのですが、あることがきっかけで奈央に本性を語ってしまいました。

それ以来、他の娘たち、男性も含めて奈央といるのが唯一、素の自分に戻れる時間になり、ラクだったため、多くの時間を一緒に過ごしていました。

そんな奈央と仲良くなりはじめの話。サシ飲み3回目。

同期会の帰りに二人で落ち合う

月イチで開催される同期会という名の飲み会に付き合いで参加し、一次会でバックれるのが僕の定番スタイルで「女子たちを駅まで送るから、じゃあね」と早々に女子たちを引き連れて帰る嫌な奴。今考えると本当に嫌な奴ですよね。

初めのうちは嫌々、二次会に参加していたのですが、同期の自慢話を聞くのに耐えられず「いかない」と言ったのが4度目の同期会だったと思います。それ以降、徐々に帰る組が増え、夏前には、ほとんどの女子が帰る組になってしまいました。

ただ「僕が帰ろうぜ」と誘っているわけではなく、会計が終わると僕の周りに女子が集まってくるようになっただけ。もしかしたらモテ期だったのかもしれません・・・。

とは言え、電車に乗り、どこかで飲み直すなんてこともなく、何も卑しいことは起きませんでした。奈央を除いては・・・。

その日もいつものメンバーで電車に乗り帰ろうとしたところ、奈央からショートメール。

「新宿、南口。帰るなよ」

「東南口。下の喫煙所」

前回は同じ電車で新宿に向かいましたが、今回は二次会組と一緒にいたので誘われないと思っていたのですが連絡がきました。

(女心はよく分かんないよな・・・)

ケータイをしまい、電車を待っていると集団の中の子猫ちゃんから

「ねえ。ひらめくん。今さらなんだけど、なんで『ひらめ』なの?」

僕のお気に入りの小さくてほんわかした娘(仮に『さやか』とします)が腕を絡めてきながら唐突な質問。

「高校時代のあだ名。研修のときの自己紹介で話したじゃん?」

「そうだっけ?」

「私だけ、下の名前て呼んでいい?」

「別に構わんけど・・・」

なんていちゃついていると、タイミングが悪いというか、空気を読まない女子。何とも間が悪い娘(仮に『恭子』とします)が

「ねぇ、ひらめくん。彼女とかいるの?」

「・・・いないよ」

(待て待て。恭子ちゃん。さやかちゃんが真っ赤になってるじゃんか・・・)

せっかく良い感じで二人きりの会話を楽しんでくるところに割り込んでくるんじゃないよ。

さやかちゃん。僕はちゃんと気づいていますよ。ただ気づかないフリをしているだけで、そこは男女の駆け引きであって、そこまで鈍感な男ではありません。というか、勘違いするくらい敏感なのです。

デリカシーのない恭子ちゃんの質問が続きます。

「彼女作んないの? なんかチャラチャラしてないで社会人らしく落ち着いたら?」

「彼女かあ。今忙しいし、クルマ買ったばっかで金ないしなあ・・・」

「えっ、ひらめくん。クルマ買ったの?」

(さやかちゃん、『ひらめ』に戻ってますよ・・・)

「うん。中古だけどね」

「今度、乗せてよ」

「納車したら連絡する。ケータイ教えて」

「うん」

そんなやり取りをしているとニヤニヤしている恭子ちゃんと目が合う。

「何?」

「そうやって自然にケータイ番号聞き出すのね」

(この娘は・・・)

お互いにモヤモヤする関係

そんなこんなで新宿に着き、喫煙所でタバコを吸っていると直ぐに奈央がやってきました。

「行こう」

「行くか」

二人で並んで歩いていて、飲み屋を探し入店。

「「お疲れ!」」

「そういえば、ひらめくん。最近、仕事頑張ってるらしいじゃん」

「相変わらずだよ。誰情報?」

「野田くん。さっき、『なんでひらめなんだ〜』って騒いでたよ」

野田は僕と同じ職場で、何かと僕にライバル心を燃やしてくるウザい男。

「ふ〜ん」

「やる気になった?」

「全然」

「少しはやる気になりたまえ。奈央は仕事ができる男が好きだぞ」

「バリバリ仕事したら、やらしてくれる?」

(睨むな・・・)

「なんで、こんな男がモテるのかね?」

「何が?」

「さやか、いるでしょ? なんか、ひらめくんのこと気に入っているらしいよ」

「薄々は気づいているよ。何もないけど・・・」

「本当? さっき恭子からメールきたんだけど」

本当にあの娘は口が軽いというか、空気を読まないというか、まあ僕と奈央がこんな関係だとは知るよしもないので・・・。ただの噂好きなんだろうけど・・・

「別にケータイ番号を交換しただけだよ」

「ふ〜ん。ドライブに行く約束したんでしょ?」

「奈央さんとも約束してんじゃん」

「そうだけどさ。奈央とさやかは違うじゃん?」

「何が違うの?」

なんか、厳しい言い方になってしまったんだけど、若い男女が二人きりで、それもみんなに内緒で飲んでいるのに何もないなんて、どう考えてもおかしい。

「ごめん・・・。同じだよ・・・」

(・・・泣くなよ・・・)

「ごめん。奈央さんとさやかちゃんは別。うん。別だよ。同じじゃない」

奈央さん、その大きな目で上目づかいは止めてください。そうじゃなくても惚れてしまいそうになっているのに、可愛いじゃないか・・・

「奈央さん。マジでごめん。エッチな気分になるとお互い困るでしょ? 可愛くならないで・・・」

「うん。そうね。襲われたら困る・・・」

「・・・」

「奈央だって悩んでるんだよ」

「何に?」

「たまには男の子に甘えたいじゃん? でも、ひらめくんに甘える訳にはいかないでしょ? 彼氏でもないし・・・」

「・・・付き合おうか」

「それはムリっ!」

(即答かいっ!)

「奈央はしばらくは彼氏はいらない。でも、ひらめくんが彼女を作るのに反対できる立場じゃないし、好きにして良いよ」

「う〜ん。なんか面倒くさくなりそうだから、この話は終わりっ! 飲も」

「直ぐに逃げるよね・・・」

「逃げてねーし」

「ねえ、今の奈央と彼女の奈央は何が違うの?」

「終わり」

長くなってきたので、以下の投稿に続きます。

友達、親友、恋人の違いは何なのか。肉体関係だけなのか? - 底辺からの視線