底辺からの視線

中年親父目線で気づいたことを雑記的に書き殴るブログ

子供にスポーツをさせる理由とやらなくて良いワケ

少年野球や少年サッカー、ミニバス、バレーボール、スイミング、ゴルフにテニス、小学生、早ければ幼稚園、保育園児からスポーツをさせるのは、その子の将来のためにプラスになると思い、熱心にスクールに通わせることがあると思います。

肉体的にも精神的にもスポーツをすることで成長することもあります。なので、僕個人としては子供のスポーツには賛成だし、息子たちにもスポーツをされてきました。ただ、最近思うのは、クソみたいな指導者から教わるくらいなら、やらない方が良いと思うのです。

小学生という年代で必要な運動、考え方が必要なのに大人のエゴ、指導者のアホさ加減を子供に押しつけるようなクソみたいな指導者に教わる必要なんてなくて、それなら公園で楽しんで身体を動かし、子供達のルールの中で理不尽さや不運を味わえば良いのです。クソみたいな指導者のアホみたいな価値観を子供達に押しつける必要はないのです。

例えば、少年サッカーで言えば、幼稚園児、保育園児、小学校低学年のうちは、ボールが大好きな年代なので、ボールに集まる通称、団子サッカーをするのですが、大人から見るとムダで非効率なのですが、子供達は一生懸命にボールを触ろうと頑張っているのです。そして、自分で理解してボールの近くより、周りに誰もいないところでボールを受けた方がラクにプレーできるようになるのです。大体、3年生から4年生くらいで気づき始めるのですが、その前の年代に教えてしまうと、子供のボールに対する執着心を否定し、将来のプレーに大きな影響を与えます。自分がボールを保持しているときだけしかプレーをしなくなるのです。これはサッカーでは大きな間違いなのですがクソみたいな指導者はそんなプレーヤーを育てているのに気づかず、自分の思い通りにならない子供を作ろうとするのです。

少し指導の勉強をすれば分かることなのですが、そんな努力もせず、子供達に指導者の価値観を押しつけるクソみたいな大人が子供を指導しているのが現状です。

勝つために、上手い子だけを試合に使い、技術的に劣る子供を試合に出さない補欠問題が起きるのも、知識が足りない指導者のせいだし、年代が上がるにつれ、小学生で始めたスポーツから離れてしまうのもクソみたいな指導者のせいなのです。

特に少年野球や少年サッカーは、ど素人のお父さんコーチが指導をすることが多く、浅はかな考えでクソみたいな大人の価値観を押しつけることが多いです。クソみたいな素人指導者の思い通りに動く子供が出来たとしても、クソみたいな指導者を超えることはなく、クソみたいな人間のさらに劣化版の大クソな大人に育ってしまうのです。

ちなみに、クソみたいに大人の価値観を子供達に押しつける指導をすると小学生のうちは勝てることが多いのですが、年代が上がってそのスポーツを続ける確率は凄く低くなっています。出来ないことはやらない、教えてもらえないと何もできない可哀想な人間になってしまうのです。反対に、キチンとしたスポーツ理論、指導理論を学んだ指導者に見てもらった子供達は中学、高校と年代が上がっても、自らの欠点を発見し、解決方法を吟味し、実践、改善を続け、逞しい人間に育っています。

我が子の将来を考えたらどちらが良いか一目瞭然ですよね。子供に野球やサッカーを始め、スポーツをさせようと考えるなら、競技は関係なく、良い指導者に見てもらえるスポーツを選んでください。クソみたいな人間に指導者され、我が子がクソみたいな人間にされてしまう危険があります。