底辺からの視線

中年親父目線で気づいたことを雑記的に書き殴るブログ

素人が安倍政権を振り返る

2012年から続いた安倍政権が終わった。色々と言われる安倍晋三さんだけど、とりあえず「ご苦労さん」って声を掛けてあげたい。ってそんな機会は無いけどね。

この8年を僕なりに振り返ってみたんだけど、なんか元気がなくなった8年だったと思う。僕が歳を取ったってのもあるんだけど、世間が落ち着いたと言うか、元気がなくなった。

もちろん、安倍政権のせいじゃないとは思うんだけど給料は上がらないし、モノは高くなるし、仕事はあるんだけど張り合いがないって言うか、なんなんだろうね。よく分からないや。

気取った言い方なんだけど、将来に希望が持てないって言うか、「この先、良くなるぜっ」って感じを受けなくなった。

安倍政権は良い意味での現状維持

安倍政権の8年間はマイナスにならないように踏ん張った8年だったと思う。衰退しないための現状維持。あくまでも僕のイメージなんだけど、みんなで「頑張って耐えよう」ってのが、根底にあった。

なので、大崩れはしなかった。その代わり、大きな希望も持てなかった。頑張れば良くなるって言うプラスの推進力は安倍政権には感じられなかった。

耐える生活ってツラいんだよね。耐えられるのって「今、耐えれば、きっと良いことがある」って希望があるからで、いつまでも耐えるなんて普通の人間には無理なんだよ。

でも、みんなで耐えた8年間だったと思う。

先が見えない不安

安倍政権の8年間で、頑張るヒトが減ったような気がする。「頑張っでもしょうがない」「頑張ることがカッコ悪い」って言うヒトが増えた。僕の周りだけかも知れないけど。そんな気がする。

その原因は、頑張ったら良いことがあるって言うニンジンをぶら下げられなかったことなんじゃないかな。頑張って耐える。耐えた先にはこんな素晴らしい世界が待っている。って言う期待感がゼロだった。

どうせ、頑張っても何も変わらない。ってのが心の何処かにあったんだと思う。だからバブルを知っている人たちは過去にすがり、そうじゃない若者はやる気がでない。頑張らない。

頑張ってた人はそれなりに結果が出ているんだけど、大半の人は頑張らない8年を過ごしたんじゃないかな?

先が見えないと継続して頑張れないよね。

新しい政権には希望を持たせて欲しい

僕は相変わらずの生活をすると思う。好きなこと、やりたいことがあるので、政権には影響されないで生活が出来ている。好きなこと、やりたいことのために努力を続けて来たつもりだし、これからも続けたいと思っています。

ただ今の世の中を見ると頑張ってもしょうがないって言う人が増えてきた。子供たちのスポーツを見ていても「頑張るのがカッコ悪い」「スマートにやろう」って子供が多くなったと感じる。頑張るコトって大事って教える大人も少なくなって来ているんだと思う。僕も努力とか、根性とか、我慢は嫌いだけど、やらないといけないときはやるよ。頑張ることで良い結果が出るってのを知っているからね。

そんな希望が見えない人たちが増えてきちゃった気がします。新しい政権には希望を持たせて欲しい。

菅さんはリリーフだと思う。菅さんにはあまり期待ができない理由は、安倍さんの引き継ぎで次の総理大臣が決まるまでの繋ぎって感じを受けちゃうからなんだろうな。

そんな菅さんがバリバリ期待を持てるような政策をぶちかましてくれると楽しいと思う。

ではでは。